国際関係系の大学院に至るまでの道でどうやってエッジをきかせるか

こっちに来て色々考えて、大学1年からもう一度やり直せるなら国際関係系の大学院に到達するまでの人生をこういう風に生きたいなあと思うところがあったので、メモ書き程度に書いておきます。べつにこうすべきだ!と主張している訳ではなくて、こうやって生きた後にここにたどり着いてたらより面白かったろうなあと言う程度のものです。

1.学部2年を終えたところで2年間休学して何かする。海外のNGOで働くとか。帰ってきて卒業する。

本当は学部レベルでもかなりの勉強ができるはずなのに、なんか何をやっていいのかよくわからんから漠然と単位を集めて終わった気がします。実体験をもっている人はやっぱり強い。有名どころではバングラデシュのBRACとかが学部生のインターンを受け入れてたと思いますが、そういうふうに2年間を使うと最後の2年間の学部の密度が変わってたんじゃないかなあと思うのです。まあ俺は2年生の時点でかなり安全保障に興味が傾いていて、開発系のキャリアを選択する理由はなかったのですが。

2.大学にいる間にプログラミングを学ぶ。

いわゆる文系の人間が多い国際関係の世界にあって、コンピューターリテラシーの高い人は重宝されます。間違いなく。あとは個人的にいまテクノロジーと安全保障、人道支援の絡みに興味があるのでなんかひとつ技術を持っていたらなあと思うのです。学部を卒業してSEとして働くのも面白いと思います。俺が理解している範囲ではSEの人材マーケットはけっこう流動性が高いので、2、3年働いて大学院にくるという選択はしやすそうです。

3.英語以外の外国語を本気でマスターしておく。

俺は学部の交換留学でイギリスに行ったのですが、2外をやってても面白かったと思います。英語のレベルが上達するにしたがって、その限界効用はたぶん逓減していきます。今の自分より英語ができなくても、2外をある程度のレベルでしゃべれたほうがその後の道は広がりやすいように思います。




結局、日本にいると学部を卒業して2年、3年のスパンで小刻みにキャリアを積んでいくという発想がほとんど出てきません。別にそれはそれでいいのだと思いますが、それとは別の生き方もあるんだということを日本の大学生がもっと認識してもいいと思うし、多様な生き方がもっと日本の社会で許容されてもいいと思う。第二新卒なんて言葉がありますが、いかにも新卒であるのが普通という発想から出てきた言葉ですよね。そんなに皆が同じペースでキャリアを積まなくてもいいはずなのに。

以上、戯言でした.ちょっとよってます。