The Bottom Billion[再改訂]

昨晩学科の後輩のMと一緒に飯を食ったときと、今日の昼サークルの同期のRと飯を食ったときに、共通して「途上国が貧困から抜け出すことができるかどうかを決定する要素は何か」という僕の周りでは非常によく聞かれるテーマが話題に上りました。

そのときの話では「契約という概念の浸透」とか「取引統治力」とか「リソースをキャピタルに転換する術」とかが上りましたが、関連して面白い記事とビデオを見つけたので紹介します。Paul CollierというOxfordの経済学者がJICAで行った講演の要約と、アメリカで行った別の講演のビデオです。

記事を読んでからビデオを見ると話がわかりやすいかも。英語もそんなに速くなく、比較的聞き取りやすいと思います。ていうか、めっちゃわかりやすくて、めっちゃ面白くて、めっちゃ感動的です。

http://www.jica.go.jp/kokusouken/topics/2008/080229.html



彼の最近の著作はこちら。


The Bottom Billion: Why the Poorest Countries Are Failing and What Can Be Done About It (Grove Art)

The Bottom Billion: Why the Poorest Countries Are Failing and What Can Be Done About It (Grove Art)

やや専門外なので具体的なコメントは差し控えますが、興味ある人はどうぞ。時間を無駄にした気分には絶対にさせないと思います。


追加:

http://www.iima.or.jp/topics/2008/no154.htm

に本のかなりいい要約があります。