ゲームのルールを変えるしかない

きょう久しぶりにルームメイトとしゃべりました。隣の部屋にいるんだけどお互いコモンスペースでほとんど時間を過ごさないので全く会話なし。

夏は何をするの、と聞かれて、インターンが見つかってないのだと認めるのはすごくきついです。確かに自分が頑張って探してないからでもあります。でもあたかも自分と言う人間の価値がそれで決まってしまうような。キャリア面で見た価値、市場価値ではそうなのかもしれないけど。でもそんなの最低だと思いませんか。

結局こちらのルールで戦っている限り、僕らだけが足におもりをつけて走ってるようなもんです。そんなんで勝てるはずがない。だからゲームのルールを変えるしかない。一カ所に決まったゴールがあって、そこにできるだけ近づくとか、そういったマインドセットを変えるしかない。

どうやって変えるか。まず、ここにいちゃいけない。ルールを変えるしかないんだ、ということに気づくためにはたぶん来る必要があったので、ここに来た事自体はすごく意味があった。でもここに留まったらいけない。とくに今の段階では絶対にだめだ。自分のルールを作ってから帰ってくるならまだしも。

どこにいけばいいんだろう。東京?京都?シンガポールジュネーブ

というわけで、今年の夏はまずシンガポールにどっかのタイミングで行ってみよう。

シンガポールの海軍から来ている友人がすごく興味深いことを言ってました:

シンガポールってのは6つ星のホテルと変わらないんじゃないかと思うことがある。誰でも歓迎されて、どんどん人が集まってくるけどみんなすぐにどこかへ行ってしまう。国を動かしてる人たちはホテルの支配人のようなもので。国民という意識はすごく薄い。政府はいつもそれを作り出そうと努力してるけどね。」

サッカーとか野球は基本的にどこに行っても同じルールです。別に国が違うからといってボールの大きさが極端に違う、なんてことはない。メジャーリーグのボールはちょっと大きいとか言うけど、そんなの僕らが直面しているルールの違いに比べれば誤差範囲もいいところです。だから彼らはひょいと場所を移っていける。ひょい、じゃないかもしれないけど。

あと、スウェーデンとかアイスランドも行ってみたい。ブータンにも。

声の大きい人たちに負けないようなルール。
圧倒的に自分に有利なルール。

声の限りを尽くして叫ばなくてもいい方法を見つけること。

おもりをぶら下げて生きてる人たちを解放すること。