フレッチャーの学生は何を食べているのか

たまにはフレッチャー生活の情報でも。

フレッチャーの学生が飯を食う場所は次の7つくらいです。ちなみにこれは全て学校の隣の寮に住んでいる筆者の立場から書いたもので、キャンパス外に住んでいる人の事情は全く違います。

1、自炊
寮のキッチンは4口のstoveが2台、シンクが3つ、電子レンジが2つと、とても十分とは言えません(寮には80人以上が住んでいる)。キッチンを全く使わない人もいるので終始混み合っているというわけではありませんが、いちいち自室からキッチンまで出向かないと行けないので不便です(筆者の部屋は3階にあり、いちど一階に降りてキッチンのあるタワーまで中庭を横切っていかないといけない。タワーというのは説明しにくいのですが、要するに寮の建物は一つなんだけど同じフロアが横につながっていないので別のタワーの部屋に行くには一階に降りて外に出ないといけないのです)。たまたまキッチンが一階に入っているタワーの2階、3階に住めれば楽でしょうが。

スーパーは徒歩15分くらいのところにwholefoodsという店があり、もう少し近くにfoodmasterというところがあるそうです。伝聞形なのは後者には行ったことがないからです。wholefoodsはやや高いですが商品の質はいいです。

2、Boston avenueで外食
寮から徒歩3分くらいの通りにいくつかピザ屋、中華、デリがならんでいます。僕はあまり使ってません。Brittoの店はまあまあかな。6.50ドルくらいしますが。

3、デリバリー
ピザ、タイ料理、中華料理の店がいくつかあります。配送料とチップ込みで10ドルくらいかかりますが割と量が多く二食分まかなえることが多いので、省ける手間を考えればそれほど悪くないかもしれません。味はまあまあです。

4、dining hall
タフツ大学の学食。おいしくないので今学期は全く使っていません。値段も毎食10ドル以上かかるし。確か学部生は1、2年の間は学食の回数券みたいなやつを買わなくてはいけない仕組みになっているので、食堂はいつも学部生でにぎわっています。食べ物もまた大量生産され大量消費される、という現代社会の現実を教えてくれます。w

5、Mugar cafe
フレッチャーの中にあるカフェ。パスタとかの量り売りがあります。夕食をとるには向きませんが、軽い昼ご飯くらいならここで間に合います。常にフレッチャーの学生がたむろしたり勉強したりしています。

6、Tisch library cafe
タフツ大学の図書館はフレッチャーの図書館とは別にあるのですが、その中にカフェがあって食事ができなくもないみたいです。コーヒーは買ったことがありますが食事は未確認。

7、Student center
肉やら野菜やらをその場で炒めて作ってくれるサンドイッチの店、スムージーの店など。

だいたいこんなところでしょうか。あとは最寄り駅のDavis Squareまでシャトルバスで行くか歩いていくことになりますが、僕はほとんどやったことがありません。1、3、5が大半でしょうか。

それにしても不思議なのは、同じ寮に住んでいてキッチンとかカフェで全く会わない人はいったい何を食べているんだろう、ということです。デリバリーをとってるのかもしれませんがそんなに頻繁に誰かが届けにきている気配もない。おそらくはシリアルや冷凍食品を山のように買い込んでいるのでしょうが、それで満足しているのかは謎です。

他の大学院の事情は分かりませんが、都市部にある学校とは選択肢の幅が比較にならないことは分かっていただけるかと思います。