有朋友自遠方来, いのちの食べかた, SIMULEX
東京から来る、と思っていた友達は実はロンドンに住んでいました.
「いのちの食べかた」を見ました。
これこそまさに知りたくない真実というやつですね。今後せめて卵は注意して買おうと思います。
あと、先週末はこれに出ました.
http://www.fletcher.tufts.edu/simulex/
要するに模擬国連みたいなものですが、いくつか異なる点があります。
- 全ての事象がネット上のあるウェブサイトにアクションを送信するという形でおこる。たとえばロシアがウクライナにこれこれの規模の軍を派遣しようと決めると、彼らはそれをウェブ上で入力する。Control(後述)が承認すると参加者全員にメッセージの形で「ロシアがこれこれの行動をとりました」と配信される。
- 本物の国際政治と同じように、各国間の交渉は特別にミーティング(オンライン会議あるいは直接の会議)を設定しないとおこらない。NATOに出席する大使を除いて、他国の部屋に勝手に行くことはできない。各国は部屋にこもってどんなプレスリリースを出すか、どんなアクションをとるか、どの国にどんなメッセージを送るかなどを皆で考える。
- 主催者側のアメリカの軍人さんがcontrolというチームを作っていて、全てのアクションはここの承認を得ないとおこらない。ロジ的に不可能だったり明らかに不適切なアクションはここで切られる。
- 架空の事件に基づいている。
- セッションとセッションの間で時間が飛び、事前に主催者が設定したシナリオが各セッションの冒頭で説明される。第一セッションは2011年の7月だったが第二セッションは9月ですでにロシア軍がここまで侵攻していて云々、という感じ。
うちのチームリーダーは博士課程に所属している空軍のパイロットの人でした。これまで経験したどんな模擬国連よりも緊張感とスピードがありついていくのが大変でしたが、とても有意義でした.